コホート研究!文献を読もうシリーズ

文献を読もう!
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こんにちは、パパPTです。

選ばれる理学療法士になるために文献を読んでみようシリーズです。

文献を読んでいると、様々な研究方法が出てきます。

それぞれにメリットやデメリット・特徴があるので、研究方法や内容を知っているとより楽しく文献を読むことが出来ると思いますよ!

今回はコホート研究についてです。

前回はランダム化比較試験について書いているので、ぜひ読んでみてください!

 
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コホート研究とは

コホート研究とは、特定の要因に曝露したグループ曝露していない非曝露グループに分けて、一定期間追跡し疾病の発症率を比較し、関連を調べるために行われれます。

ちょっと難しいですね。

コホート研究は、

発症する人にはこういう理由がある、

発症しない人は、発症した人に比べてこういうことをしていた。

大半は発症する前の人を対象として長い時間かけて証明していきます。

その他にも、疾患の予後について行うコホート研究もあります。

その場合は、罹患した場合にはどんなことが起こる可能性があるか、というのをテーマにしています。

この研究方法を用いる場合によく出てくる言葉があって、

それが発症率と有病率です。

有病率とは、一年あたりの疾患の新規症例数

疾病率とは、母集団全体の中でその疾患にかかった人の割合

と定義されていますので、覚えておくといいと思います。

コホートという言葉は対象集団という意味なのですが、その名の通り、グループ分けした対照集団を見守るぞ!という感じですね。

タバコと肺がん率で例えると分かりやすいと思うので、

今回はタバコと肺がん率を例にして書いていきます。

曝露と非曝露って?グループ分けの基準。

定義によく出てくる、曝露と非曝露のグループ分けですが、

タバコを吸っているか、吸っていないか、それとも止めたのか、タバコの煙に多く触れる場所にいるか、ということですね。

曝露とは有害物質や病原菌にさらされることを意味するので、

ニコチンを摂取しているか、していないかで分けることが出来ます。

コホート研究では、2つかそれ以上のグループに分けるのですが、

タバコと肺がんの関連性を調べる場合、

  • 喫煙者
  • 非喫煙者
  • 途中からタバコを止めた(吸い始めた)
  • 家族内にタバコを吸っている人がいる

大まかに四つに分けることが出来ます。

曝露グループ、非曝露グループはこういう風に分けていきます。

一定期間ってどれくらい?

コホート研究は、とにかく長い!!!!

基本的に年単位で、10年なんてザラです。

肺がんを発症する前の健康な人どれくらいの期間・本数を吸えば肺がんが発症しているのかな~というのを知るためなので、どうしても長期になってしまいます。

将来に向かって肺がんの発症率などを研究するので、要因対照研究、前向き研究と呼ばれるんですね。

前回お話したRCTは発症している人を対象にしているので、発祥していない人を対照とするコホート研究とはそこが大きく違う点になります。

タバコで言うと分かりやすいと思いますが、

・タバコを吸っている人の肺がんの発生率
・タバコを吸う本数によって変わるのか
・タバコを止めた人、吸い続けている人ではどう変わるか

というやり方です。

コホート研究のメリットとデメリット

メリット
・疾病発症に至るまでの発生順序を解明することが出来る
・複数の事象や原因を知ることが出来る
・研究者のバイアスがかかりにくい
・間違った結果を導くことが少ない
 
デメリット
・発生率の低い疾病対照には向いていない
・研究にかかる費用と時間が膨大
 
 

コホート研究は、研究者以外の方でもすごく分かりやすいです。

しかも、記録がそのまま研究結果になるといっても過言ではないので、研究者の考え方に影響されるということはまずないです。

だけど、やっぱり時間がかかるし、発症率が極端に少ない症例においては向いていません。

最後に・・・・

介入ゼロ!!観察オンリー!!!

介入ゼロの観察研究のひとつで分析疫学における手法。

要因対照研究、前向き研究とも呼ばれている。

コホート研究とは、ということを載せて終わりにします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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